偶然の出会い

今日は「偶然の出会い」の日でした。

もともと、職場の友人の結婚式が予定されていて、80人規模の披露宴に出席することになっていました。新婦の元上司、という肩書きで、祝辞を述べる役になってしまっており、もともと大きなパーティはそんなに得意ではないところで、ちょっと居心地の微妙な会だったのですが、テーブルには気心知れた職場のメンバーがそろっていたこともあり、おいしい食事と感動的な新婦のメッセージがとても印象的な披露宴となりました。

新婦がよく家族や友人たちの話をする人だったので、彼女のご両親、2人の妹さんたちに会っても、その人柄がにじみ出ている感じでした。新郎側とは残念ながら接点がなかったので、披露宴を通してちゃんとお会いしたのは新婦のご家族だけでしたが、ある意味出会いの日でした。

余談ですが、彼女のお母様のご実家が、私が所属していた吹奏楽のバンドが年に1回依頼演奏でお邪魔していた町で、人の縁と出会いというのは本当に不思議なものです。

さて、二次会はさらに大規模にやるとのことで、私は荷物と写真データを運んでそこで失礼したのですが、会場の銀座1丁目から新橋方向に歩いていると、4丁目交差点を越えたあたりで、留学時代の友人にばったりと遭遇した。ちょうど別の留学時代の共通の友人と会ってたそうで、彼女は別の友人との待ち合わせに行くところでした。

さっきまで一緒だったという友人は、その後銀座のあるお店に寄っていると聞いて、久しぶりなので探したら、まだその店にいて会うことができました。彼女は、以前スペインに留学しており、そのときの友人が働いているお店に立ち寄ったとのことで、その友人と営業トークっぽい雑談を展開中だったのですが、この友人というのがまた気さくな方で、19時に仕事が終わるとのことで、3人で食事をすることになりました。

えらくノリのよいというか、話のペースがあうメンバーで、まず2人で18時ごろに入ってから23時20分ごろまで、ずーっと話しっぱなしでした。向こうも「初めて会った気がしない」そうで、じゃあまたねーという感じで解散となりました。

で、ひとりでいそいそと新橋駅に向かい、お手洗いに寄ってでるところで、職場の人に遭遇。ちょうど先の結婚式2次会のあとの3次会を終えて、4次会に向かっているところだったそうで、新橋で飲みなおしだそうな。

今日は本当に偶然に人に会う日だなと思いながら、だったらせっかくだしちょこっと顔を出していこうと思って、一緒に店に向かったのでした。メンバーは、新郎も新婦もいなく(って当たり前ですね。)、職場のメンバーが8名ほどそろっていたのですが、1名以前退社した人もいて、それこそ退社以来に会いました。お化粧していたこともあって、ずいぶんと大人っぽくなっておりました。ほとんど話はできなかったのですが、まあまた何かの機会に出会うことでしょう。数年後、かな?

とにかく、長い1日でした。偶然出会う、というのは時々あり、アメリカ留学中の旅行とかでも、違う町でばったり、という話はよく聞いていました。普段の生活の中のちょっとしたラッキーな出来事、ですね。